* インド(ニューデリーへ戻る)

 「インド世界遺産探求の旅」ツアーはいよいよ大詰めを迎えた。今日は11日目。
 5時間かけて、ジャイプルからニューデリーに戻る。途中、旗を持った人達が行進していた(写真)。
 妻は感慨深げに言った。「中国でも見なかったし、勿論日本でも見たことがない。まさに旅という字の光景をインドで見るとはねー。」
 古代文字「旅」は旗を掲げて人々が行進する意だと言う。
 ガイドさん曰く、「インドでは時期や年齢に関係なく一生に3度聖地を目指して、巡礼に出る慣わしがあります。」

 ニューデリーはすでに観光済みだったが、このクトウブ・ミーナールは知らなかった。奴隷王朝は13世紀、ヒンズー王を破り、イスラムの
 モスクを建てたところである。5層の塔(写真)は機内でもみえるらしい。同所に立つ7mの鉄柱(写真)は4世紀のもの。錆びていないのは、
 純度が100%に近いからとか。
 タンドリチキンの昼食後、ムガール帝国第2代皇帝フマユーンの廟(写真)を見学。インド・イスラム建築の傑作で、かのタージマハールは
 この廟の影響を受けて建てられたといわれる。
 ここでツアー一行と別れ、インド門を見に行った(写真)。これは第一次世界大戦のインド兵士の慰霊碑である。


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