* インド(カジュラホ)

 昨夕はボパールを夜行列車で移動。ジャンシー駅着後、深夜オルチャへ。宿泊して、6日目。
 ジャハンギール・マハルを見学した(写真)。ムガール帝国4代皇帝ジャハンギールを迎える為に造られた宮殿(マハル)である。
 皇帝が1日滞在する為に、236部屋もある宮殿を造ったのだそうだ。ヒンドウーとイスラムの建築がうまく融合されていた。
 次に、ラージ(王様)・マハルを見学した。こちらはヒンドウーの建物で、壁面にはヴイシュヌ神の化身が描かれていた。

 午後は、カジュラーホーへ向かって、4時間のバス移動。
 カジュラーホーは11世紀ごろ、チャンデーラ朝の王達が100年足らずの間に85もの寺院を建築したというところ。南群、東群、西群と、
 まとまっており、7日目も引き続き、カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院、デーヴイー・ジャグダンベ寺院等を回った(写真2枚)。
 なんとも摩訶不思議な光景で、建物の外壁という外壁がすべて彫像で埋められている。ミトウナ像(男女の像)である(写真)。
 衣を脱ぎ捨てた男女の姿からは生命の讃歌が伝わってくる。当時の理念の結集なのだろうか。


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