* 慶州

 釜山はホテル ウエステインに宿泊し、翌朝の日の出は素晴らしかった。ホテル近くの駅「海雲台駅」(10時17分)より、東海南部線で慶州に
 向かった(12時着)。
 慶州は紀元前57年頃、朴蒜居世が、ソラボルという新羅の前身にあたる国を建てた時に都になり、以降992年間、新羅の政治、文化の中心
 となった、と冊子にある。タクシーでホテルへ。ホテル現代(ヒョンデ)は普門湖に面して、眺めは抜群(写真)。湖畔をぐるりと桜が絢を
 競っている。
 タクシーで佛国寺(写真)をたづねた。仏国寺は新羅によって三国が統一され、国力が安定してあらゆる文化が万遍なく発達した時期に
 建立された。しかし歴史の荒波や放火などで、かなりの建物を消失し、1973年に見事に復元された。
 高く石組みを築き平地にして、そこに殿閣を建てたもので、石組みの上が仏国で、下は現世の人が住む世界という(写真)。

 またタクシーで国立慶州博物館へ。3つの展示館がある広大なもので、とても短時間では廻りきれない。正門を入ってすぐ目に入る
 「聖徳大王神鐘」(写真)は圧巻だ。
 翌11時の列車で東テグへ。高速鉄道に乗り換え、ソウルのホテル着、3時40分。ホテルは展示会場のソウル日本文化センターに歩いて
 行ける、プラザホテルをとってある。大抵、作品の搬入搬出の為、前後は同じホテルをとっている。
 板門店から釜山まで、朝鮮半島縦断の旅でした!


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