4人旅行 その6 タヒチ島 ⓶(2024年3月4日~6日)
4日(月)、5日(火)、6日(水)
二番目のホテルは、モアナ タヒチ リゾート。パペーテに戻り、更に車で20分ほど行く。やはり現地
系列のホテルだ。フロントのある建物を抜けると、レストランとプール。プールの向こうは穏やかなラグーン。
ラグーンとは辞書を引くと、サンゴ礁などで隔てられた、比較的浅い水域とある。なるほど大波の寄せては
返す光景はない。ただ陽を受けて波はきらきらしている。チェックインには早かったので、デッキチェアで
ジュースを飲んだ。2階の角部屋に3泊する。
すぐ目の前に横たわるモーレア島には船で2~30分。行ってみようと言いながら、暑くてお神輿があがらない。
タクシーでパペーテにある教会のステンドグラスを見に行った。衣のピンク色はエル グレコを思い出させた。
この辺りが目抜き通りと見えて、若者たちがあふれていた。ハンバーガー屋に入り注文したが、ポテトチップス付きで
1こ3000円。これが一番安いメニューなのだ。タクシー処まで歩き、乗り込んだ途端大粒の雨。なるほど今は雨季。
娘達を買い出しで、近くのカルフールで降ろし、我々はホテルに直行。
夕刻になってプールへ。プールの入り際は子供が遊べる浅い所で、次第に深くなり、足が着かない。フェンス辺りは
胸位まで。フェンスから海に水は落ちているが、遠目にはフェンスは見えない。大海原で泳いでいるようだ。
昼は暑すぎるが、夕方のプールは思いのほか寒い。部屋のシャワーで暖まり、今日の日に乾杯。
最後の日の朝、虹が出た。我々は部屋で、娘達は泳ぎに行ってプールで見たと大喜び。
例のごとくカルフールの食品で夕食をとり、くつろいだが、「星は見なかったねー」両方のホテルとも、海側は北なのだ。
妻と娘達はフロントの近くで南空を仰いだようだ。念願の南十字星。「肉眼では3個の星しか見えなかったのに、カメラ
には4個、ほら十字星だよ」と見せてくれた。ケンタウルス座のアルファとベータの2つの明るい星の間隔を、2倍伸ばすと
南十字星に行きあたるとのこと。
ゴーギャンの世界に触れたくて、来てみたのだが、全くの別世界だった。車社会は日本より先行している。前のホテルは
当地の人達の利用がほとんどだったが、ここは本国フランスからのバカンス客が多い。どちらも万事ゆったりしていて、
ゴーギャンならずとも、この島に好感を覚える。
明日、7日の帰国便は朝8時の出発。タクシーを5時半に予約した。日本には8日の15:13到着の予定。