写真 スリランカの旅(2018年4月9日〜16日)

  4月10日
  ホテルは空港からタクシーで1時間、コロンボの中心地、フォート地区の海沿いに
  建つモーベンピック。昨夜チェックインして案内された17階の部屋の向こうは
  真っ暗。はて、オーシャンビューのはずだが。
  夜が明けると、目の前はインド洋。トルコ玉のような青緑色の海が穏やかに
  拡がっていた。朝食を済ませ、スリーウイラー(3輪オートバイ)で、市内を一巡。
  明日キャンデイに行くので、コロンボ フォート駅を下見した。コロンボ国立博物
  館に周り見学したが、ビデオを見ただけで、傍らの喫茶店で妻と娘を待った。
  またスリーウイラーを捕まえホテルに戻った。17階の部屋からの眺めは、まるで
  遊園地。人、車、街角、建物、それにコッルビテヤ駅に列車が出たり入ったり。玩具の
  ようだ。31度という暑さを忘れて、妻は散歩に出ようと言う。が、次の瞬間、
  激しいスコール。30分ほどで止むと、ほどなくして青空。インド洋に沈む夕陽をしっかり見ることができた。
  



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  4月11日
  12時にチェックアウト。荷物を預けて屋上のラウンジに行き、インド洋を眼下に、
  フレッシュジュース一杯で、2時半まで過ごした(写真)。ゆったりと、贅沢な時間だった。
  列車は3時35分発のキャンデイ行き。背中を汗が流れるが、人々は平然と列車を待って
  いる。1等車は最後尾、その前が2等車、3等車の扉は開けっ放しで、若者がぶら下がって
  いる。30分遅れで出発し、1時間遅れの到着だった。左右にひどく揺れて、通路を歩く
  のも危険。座席は後ろ向きで、顔前に展望硝子があり、山の景色、特に夕焼けは浄土を
  想わせた。雨は降ったり止んだりして、時に虹も出ていた。(中略)
  ホテルはキャンデイ市街から山を越えて、マハウェリ河まで下ったところにあるシナモン
  シタデル。スリランカ各地に展開するシナモン ブランドのホテルとあって、なかなか
  豪華に見える。
  



 
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  4月14日
  キャンデイはスリランカの中央部の高地にある古都。涼しくて好いところと、コロンボの従業員は
  口を揃えたが、来てみるとそれほど涼しくもない。1日目は孤象の動物園へ、スリーウイラーを
  とばしたが、実に遠かった上に、シンハラ人、タミル人の年の瀬とあって、渋滞がひどかった。
  2日目は更に高地のヌワラエリア近くのお茶工場の見学に当てていたが(写真)、高地に入ると雨は、
  どしゃ降りとなり、待望の緑爽やかなお茶畑は全く見えず、道路の両側は濁流となっていた。
  昨日は大晦日で、今日14日は新年。夕べから今日1日中爆竹や花火の音が凄かった。
  朝食後、土産を買いにスリーウイラーで街に出たが、店はすべてクローズ。人影もない。
  街を一望する高台へと案内された。今日は青空で、キャンデイ湖、仏歯寺、クイーンズホテルが、
  よく見えた。
  「午後にはまたスコールが来る、世界遺産のシギリヤに行くのは、到底無理だね!」
  「1時間ほど行った所に、スパイス ガーデンがあって、そこはオープンしてますよ」
  スパイス ガーデンは外国人用の店で、きれいに樹木が茂り、細い小道の両側には白檀、ココアなどが
  植えてあった。腹の脂肪をとる飲料、しみ取りクリーム、整髪料など、結局高価な買い物をした。
  ホテルへ戻るまでスコールはなく、帰り道、ホテル近くのマッサージ店で一人オート三輪を下り、
  マッサージを受け、ホテルへ送ってもらった。
  明日はお昼の列車で、コロンボ フォートに戻り、タクシーをつかまえて空港へ直行する。
  明後日の朝、日本到着となる。



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  後日談ースリランカビザで悪徳商法に引っかかるー
  スリランカ入国には、ビザが必要。ガイドブックに、「ネット上で簡単に取得」と
  あったので、妻がやってみた。”スリランカビザ”でサイトを開くと、一斉に項目が
  並んでいる。妻は大使館のビザを扱う民間サイトという認識が欠けていた。トップに
  出ていた ”ETA application services"で、3枚申し込み、即オンライン決済、
  無事スリランカ入国を果たしたのだが…
  1ヶ月たって、カード会社から請求がきた。1人35ドルのビザ代金が、約90ドルに。
  3人分で105ドルのはずが、約270ドルの請求。慌てて再びサイトを見直すと、最後の
  欄に小さく料金が載っていた。よく読まなかったつけで、とんだ悪徳サイトに引っかかって
  しまった。騙す、騙されが蔓延している日本社会!こんなところにも悪徳業者は網を張っていた。
  ビザ取得にも細心の注意が必要で、妻はすっかり滅入ってしまった。それにしても
  取得者のために、何の注意喚起もされていないとは!騙された者が悪いと黙認しているようだ。
                                  (スリランカ紀行文より)