ジャカルタ日本文化センターで展示の運びとなった。
大ホールはすでに埋まっていて、中ホールということ
だったので、作品数もかなり制限した。
自宅から空港までABC宅配、機内預けは
重量20キロの展示物が2個、そして20キロのトランク1個。
エコノミーは不可。私だけプレミアムシートにした。
ジャカルタでは空港からホテル インターコンチネンタル まで
タクシー。そして翌日ホテルから会場までタクシー。
あとはセンターのスタッフがすべてきれいに壁面に
収めてくれた。1週間の予定だったが、我々がジョグジャカルタ、バリ島を回って戻るまで、2週間の展示となった。
展示の為のレクチャーやデモンストレイションも終了して
7月7日、ジャワ島の古都、ジョグジャカルタに飛んだ
(空路1時間)。 ハイアット リージェンシーに4泊する。
最初の夜は、ホテルでショーを見ながら夕食をとった。
ショーはインド2大叙事詩の一つ、ラーマーヤナ
(ラーマ王行状記)で、ショーの終了後、あちこちで観客と
写真を撮っている。私もラーマの妃、シーターをさらった
ラーヴァナと。
ジョグジャカルタ滞在2日目にホテルでツアーを申し込んだ。
世界遺産のボロブドウールとプランバナンだ。
11時頃、案内の女性が迎えに来た。
先ずはボロブドウールへ。車で1時間くらいか。ホテルで借りた
車椅子で近くまで行き、妻が一回りして写真をとってきた。
8−9世紀頃、50年の歳月をかけて造られたが、
建造後1000年以上も火山灰に覆われ、密林に隠れて
いたという。高さ34.5m。正方形の基壇は一辺が123m。
中心の高所に大ストウーバ、それを取り巻いて、小ストウーバが
3周り。それらを方形に囲んで5段の仏像が並ぶ。
回廊には仏陀の生涯など、見事なレリーフが続いている。
壮観そのもの。
次にプランバナンに向かう。9世紀の中部ジャワは北は仏教王国、南はヒンズー教国が互いに友好的に共存していたという。
広大なプランバナン平原に数多くのヒンズー教寺院がそそり立っている。代表格のロロ ジョングラン寺院の周りをぶらつく。
帰途バテイック専門店に寄ってもらった。
11日にジョグジャからバリ島に飛んだ(1時間強)。
空港からホテルまでの距離は10分ほどなのに、
40分もかかった。狭い空港出口に車が殺到し、身動き
できないのだ。トイレを我慢するのに大変だった。
ウエステイン リゾートに4泊する。広大な敷地に
数箇所プールがあり、プライベートビーチに臨む
オープンレストランは、誠にリッチな雰囲気。
1日だけジャテイルウイ村のライステラス(棚田)ー
今年世界遺産に登録されたーの見学ツアーを頼んだが、
昼ごろには小雨となり寒くて早々に帰った。
プールで歩行練習、疲れたらブーゲンビレアや椰子の木陰の
籐椅子で昼寝。滞在を楽しんだ。
地元でうまいと評判のレストランに行った際、補聴器を一つ失くしてしまった。17万円だったので、紛失証明を
ホテルに頼んだが断られた。楽あれば苦ありです。(ジャカルタ旅行より)