今回の展示は在シンガポール日本大使館JCC。
先ずはJCC近くのシャングリラ ホテルに落ち着いた。
JCCとは Japan Creative Centre。大使館から少し離れて、
いかにもシンガポール風の建物だ。
2日、展示準備。スタッフ総出で、2部屋の壁面がすべて
埋まった。感謝あるのみ。
3日、オープニング、続いてレクチャーとデモンストレイション。
英語でやったが、日本人も多くて終わってからもう一度、ゆっくり展示を見ながら、説明して回った。
12月5日、マリーナ ベイ サンズに泊まった。
55階建ての3つのタワーがあり、その屋上に3棟をつないで
スカイパークがある、という奇抜なデザイン。
ベイフロントのランドマークといった巨大なホテルだ。
早速屋上のプールへ。
広大で、無限の空と水の挟間に、ほんの小さな自分がいる。
高層ビル群を眼下に、裸でいるのは少々薄ら寒い。
水温が低くあまり長くいられない。
ガウンを着て、長椅子に寝そべって空を見るのも開放感満点。
12月8日、JCCでの展示を終えて、空路マレーシア ペナンへ。
ジョージタウンのイースタン&オリエンタル ホテルに1泊。
9日ー10日はゴールデン サンズ リゾートに移った。
初日はフルーツガーデン、バタフライガーデン等の見学。
2日目はのんびりホテルのプールで過ごすことにした。
プールに入る梯子段に、くくりつけたステッキが、
どうした訳かプールに落ちてしまった。無論、水底に屈むことは
できない。妻が係り員の所に走ろうとした時、後方から水中を
泳いできて、私の目の前にさっと両手を差し出した。ステッキ!
小学1−2年くらいの男の子だった。
感激したなー、もー。
11日、ペナン空港からクアラルンプールに飛んだ。
ホテルはマンダリン オリエンタル。
タイのバンコクとシンガポールを南北に結ぶ、国際急行列車。
全距離乗車はとても不可能だが、クアラルンプルからシンガポール
ウッドランズまで、乗ることにした。
日本で予約、支払いし、現地でチケットを受け取る。
クアラルンプルでの仕事の第一はこのチケット取得。
タクシーでオフィスまで行き、帰りは市内観光バスで一巡
しながら、ホテルに戻った。
前日、列車の出るセントラル KL駅、直結のホテル、
ル メリデイアンに移る。午前8時に乗車。
乗客はまばら。初めは椰子林の中を走ることにウキウキしたが、これがどこまでも、どこまでも続く。ウキウキ感も次第に
薄らいで、足腰が痛くなってきた。眠ったり起きたりの8時間だった。(シンガポール、マレーシア旅行記より)