8月10日 (水)
今回の展示は友人のドナ フレッチャーの奔走で実現した。
場所はアリゾナのプレスコットバレー。展示を終え
車で4時間というグランドキャニオンに移動した。
私は10年前にここに来て、遥か下のコロラド川まで
下りるツアーに参加している。
昼食時のエンジェルホテルの前は人も大勢いたが、
ちょうど腰掛けられる岩の足元あたりは安定していて
おまけにつかまる木もあって、木陰が涼しい。
眼下一杯の大彫刻だ。陽は白い真昼時。薄茶色の岩肌に処々
黒い染み?いやあれは雲の影。陰影をつけて更に立体感を増している。ドナを見送って急なにわか雨。
しばらくしてまた峡谷へ。心躍る光景があった。雨後の陽に大峡谷の虹だ。
8月12日(金)
いつまで見ても飽きない大峡谷ともお別れ。
3時15分発の蒸気機関車でウイリアムズへ。
1時間ほどして急に列車が停まった。銃声がする。
慌てて外を見ると、赤や黒の覆面の男たちが馬に乗って銃口を
向けている。彼らが車内に入ってくると、子供たちは泣き出し、
大人達は大喜び。背の高いシェリフがこれに続く。
あちこちで菓子を出したり、握手したり、車内は興奮状態だ。
彼らが去ると、また列車はゆっくり動きだした。
もうすっかり忘れたころ、シェリフを先頭に悪漢どもがジュヅ
つなぎになってやってきた。やんやの喝采。列車は無事ウイリアムズに到着した。
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