1992年 オーストラリアの旅 2

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  太平洋に面したシドニーとインド洋に面した西オーストラリア州パースを結ぶ大陸横断鉄道
 インディアンパシフィック号に乗った。
 7月30日(木)
  (前略)タクシーで イーストパース駅へ。午後9時にインディアンパシフィック号に乗車。
 上下二段ベッドだが、トランクや大型バッグを入れると、少々、狭い。パースからアデレードまで、
 2泊3日の鉄道の旅が始まる。
 7月31日(金)
  5時半に突然ノック。モーニングティーを差し出され、面食らう。8時半朝食、食堂車に行きゆっくり
 食事をする。ガイドブックや絵はがきなど持って、展望車に移動。両サイド大きなガラスのラウンジは 
 360度の展望だ。ナラボー平原の直線距離は東京から京都間に匹敵するそうだ。1時に昼食後、午後もラウンジで
 車窓に見入る。時折ワラビーの大群が移動している。6時の日の入りは見事だった。遮るものない大平原の夕日。 
 残照の美しい西側、すっかり暮色の東側、いつまでも見とれていた。暮れ行く草原に対して、車内は殊更明るい。 
 夕食のテーブルでワインを手にする私に妻はぼやいた。昨夜、上段に寝たけど、窓はなく天井だけ。今夜は
 下段に寝て、満天の星を見たいなー。でも酔っ払いが上段では危ないし、大陸横断鉄道の星の夜を満喫する
 機会は、そうあるものではないし。身動きできないのはつらいが、何とか頭と足を交互にして、二人下段で寝る
 ことにした。同行の次女は斜め向かいの1室を一人で占拠して、素晴らしい星空だったと喜んでいた。
                    

オーストラリアの旅 3