2008年 ベネルクス3国の旅 (ベルギー 2) 

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  9月11日 (木)
   ワーテルローに行った。ブリュッセルからバスで約1時間。ナポレオン(1769~1821、在位1804~1814)率いるフランス
  軍とウエリントン将軍率いるイギリス、プロシア連合軍による決戦で、合わせて30万以上の大軍が激突した古戦場だ。 
   目の前に高さ45mの巨大な塚がそそり立っている。戦闘で負傷したオレンジ公を記念して作られたとある。頂上には
  敗走したナポレオン軍の大砲を集めて鋳造した、ライオンの像が置かれている。階段は226段ある。
  頑張って階段を上り塚の上に立つと、広大な古戦場が一目で見渡せる。今は美しい農地が広がっている。台座に腰掛けて、
  涼風を受けながら戦闘の布陣などに思いを巡らした。塚の麓にあるパノラマ館で、決戦の様子を再現した写真を見た。

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  9月13日 (金)
   ベルギー、ブリュッセルには8月30日に到着し、グラン プラス傍のアルルカンに1泊して、展示物をキープして
  もらった。朝食会場から広場に立つ市庁舎の塔がよく見え、塔の上のドラゴンを退治するブリュッセルの守護天使が
  金色に輝いていた。
   その後メトロポールホテルに1泊、マリオットホテルに5泊の滞在となった。
  帰国する前日の夕刻、再度グラン プラスに行った。世界で最も美しい広場のひとつと言われているそうだ。大同盟戦争中
  1695年に、石造りの市庁舎以外、当時木造だった広場の家屋はフランス軍の砲撃で、ほとんどが破壊され、その後見事に
  再建された。市庁舎は1400年代の建造で塔の高さは96m。ギルドハウスはそれぞれのギルドを象徴する紋章などが建物の
  屋根や壁に見られる。市庁舎の真向いが王の家。チョコレート店が並ぶ通りを歩き、少し離れた小便小僧の像まで行ってみた。
  裸だったが、世界中から送られた衣装が王の家に飾られているのだとか。(紀行文 ベネルクス3国の旅より)
       

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