* 北海道英語教師との交流

北海道の英語教育研修会には、様々な思い出がある。
今から30数年前、根室市中学校英語教育研究大会に招かれて、根室市立柏陵中学校で、I先生が担当しているクラスで、
私が模範授業を行った。その後大会で講演をした。これがI先生との初めての出会いであった。

以後夏季休業時は、I先生の協力と支援で、北海道各地を講演して巡ることになった。I先生が根室市から胆振地区白老の
萩野中学校に転任してからは、胆振英語教育研究大会に講師として何度も招かれた。日高山脈の麓にある穂別中学校では、
高校の先生も交えて研究会を開いたこともあった。穂別地区→苫小牧地区→白老地区→伊達地区→室蘭地区、とリレーセミナーと
称し、講師役を担って回った。リレーセミナーの終着・総括として、洞爺湖畔にあるセーコーマートの社員研修施設のホテルで、
胆英研サマーセミナー宿泊研修会は、発足したのである。あれから今年の登別温泉グランドホテルでのサマーセミナーは、
20周年記念大会である。自分の越し方と重なり、感無量である。

毎年サマーセミナーには、札幌、中標津、北見、占冠、稚内と、遠方からの参加があった。その後、それぞれの地区に
サマーセミナー参加教師が中心となって、英語教育研究会が発足した。私はこうした各地の研究会を巡ることにもなって、
北海道の先生方とは、更に緊密な交流を持った。羽田空港→千歳空港、ここでI先生が私を迎え、車で稚内へ直行。翌日、
市内の大学の教室で研究会を開く。終了後、稚内→興部→中標津→網走→釧路→札幌→広島→胆英研、そして帰宅。
稚内南中学校のS先生は、現在、大阪市内の中学校に転任して、英語授業研究会を開き、私も何度か招かれた。
中標津では、毎年、養老牛温泉のホテルで宿泊研修を行っている。
札幌では、K先生が開いたomelets研究会がある。毎月活発な研修活動を行って、夏には、定山渓温泉で宿泊研修を行っている。
胆英研研修会 in Dobai にも私は参加した。勿論、胆英研の多くの若い先生も参加した。


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