ジェラルトンは、パースから北へバスで約7時間。今回の展示はこのシティーに住む友人の藤岡さんに
依頼した。市の美術館での展示、次女のホームステイ先、我々の滞在中のすべての段取り、インディアン
パシフィック号のチケット取得まで、すべてお世話になった。美術館でのオープニングパーティーの
翌日、ワイルドフラワー探勝の一行に加えてもらうことになった。
7月26日(日)
8時半に市内で集合。総勢18人。4台の車でワイルドフラワー探勝へ、Yalgoo を越えて内陸への道を進む。
小さな教会、資料館、小高い丘の上のトンネル、それらを抜けると、あちこちに花が見える。ここで小休止。
きれいな形のリースフラワーに思わず手を拡げる。蟻地獄なるものもあった。更に移動すると一面に
エバーラスティング。白とピンクが群生している。この花はドライフラワーのように、振るとカラカラ音がする。
みんなで花を摘んだ。見つかると罰金なので、車が来ると、一斉に後ろに隠した。昼食はみんな車座になって、
コップや飲み物を配る。きよさんが昨夜の残り物を沢山持たせてくれた。午後のドライブは圧巻だった。
走っても走ってもワイルドフラワーが延々と続いていた。市内に帰ったのは夕刻7時近かった。
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