2008年 ベネルクス3国の旅 (ルクセンブルグ)
9月6日 (土)
ベルギー、ブリュージュから列車で5時間。
ルクセンブルグ駅近くのノビリスホテルに一泊する。
ルクセンブルグ市は渓谷と城壁に囲まれ、市街全体が
要塞になっている。旧市街と新市街を結ぶ長さ84mの
アドルフ橋からのペトリュス渓谷の眺めは素晴らしい。
アドルフ橋からこれから行く憲法広場と、ノートルダム大聖堂を遠望する。
憲法広場は城壁の真上に造られ、ぐるりと木立が囲んでいる。中央に第一次、第二次世界大戦で命を落とした
ルクセンブルグ人兵士の慰霊碑が建てられている。
ノートルダム大聖堂は旧市街の中心地にあり、街のシンボル的存在。17世紀に創建されたイエズス会の教会で、
天を突くような尖塔が聳えている。
先ずは憲法広場まで歩き、そこで市内一周のダブルデッカーに乗った。
9月7日 (日)
アドルフ橋を渡って旧市街へ行った。ダルム広場はレストランやショッピング店に囲まれた憩いの広場だ。
中央に建物がある。吹奏楽をやっていた。観客があまりいないところをみると、アマチュアバンドの練習か。
しばらくベンチに座って聞いていた。突然ギリシャ風コスチュームの若者の一団がやって来て、パフォーマンスを
披露したあと、建物の階段に座って記念撮影。演奏者は演奏を止めて、笑いながら見ていた。日曜日だから、
いろいろ催しがあるのだろう。
ポックといって、市街の東側に中世の城跡と23kmに及ぶ18世紀の地下要塞がある。所々に砲台もある。
見張り台のような大きな穴が開いていて、谷に形成された街並みを見下ろすことができる。
ベネルクス3国の旅 5