8月9日 (金)
バンゴールからチェスターに行くのだが、その前に反対方向の隣り駅まで用事がある。駅員に聞くと「1日に2-3本しか
停車しない無人駅。タクシーで往復したらどうか」そうしよう。親切にタクシーを呼んでくれた。途中きれいな吊り橋が
あった。雨なのに窓を開けて、写真を撮らせてくれた。隣り駅に着くとタクシーには待っていてもらう。無人駅にしては
見事なショッピングセンターがある。観光客相手のお土産が、服から靴から小物までいろいろ揃っている。
自分用にはマグカップ、生徒たちには駅名を印刷してある”駅入場券”を60枚買った。観光バスの客でごった返しているのに、
店員は2回も1枚1枚丁寧に数えて、周りをいらいらさせていた。
タクシーに乗り込む時、運転手に頼んだ、”ちょっとこの駅名を読んで欲しいんだけど。”彼は快諾し、雨の中に出て、
初めウエールズ語で読んだ。そして”あっちに英語がある。それを読もう!”ばっちり音声と共にビデオカメラに収めた。
ここの駅名は世界で一番長ーーい名前で、英語の教科書に出てくる。ただそれだけで有名で、観光バスも停まれば、
こうしてバンゴールからタクシーをとばしてやって来る者もいるのです。
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