2000年 北欧の旅 2 スウェーデン

 
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    9月14日 (木)
   ブラインドを上げると、這うような霧。6時半、広大な庭内を散歩する。りんごの木が沢山あり、たわわに実を
  つけている。入り江は静まりかえって、林ではきつつきが木をつついて時折「キューイ」と啼く。水際にはサウナが
  あった。サウナで熱くなったら、海に飛び込むのだとか。ここはストックホルムの左(?)隣りのリディンゴー島の
  一番左り奥、ソーデルガルン。昨日タクシーで来た時は、遠いの何の、本当にホテルがあるのか危ぶんだ。荷物を
  置いてまたストックホルムに戻り、ガムラスタンなどぶらついて帰ったが、今度は地下鉄とバスにした。地下鉄で4つ目
  Ropsten、 そこからバスで20分 Elfvik 下車、歩いて10分。都心から離れて、風光明媚な郊外の奥座敷といったところだが、
  旅のホテルにしてはやはり遠い。国際会議が3つあるということで、どこもみな満室。インフォメでやっと探してもらっ
  たのだ。(中略)
   午後、バスと地下鉄でストックホルム市街へ。市庁舎のタワーに上った。途中までエレベーターだが、6階から上は
  階段を上る。4周ぐらい。展望が開け、大小の島が海上に浮かんでいる。14の島とか。それぞれ橋で繋いでいる。
  対岸は昨日ぶらついたガムラスタン。スターズホルメン島にあり、スウェーデン語で「古い町」。曲がりくねった細い
  路地は中世に迷い込んだようだった。

    

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  9月15日 (金)
   ホテルの人に頼んで、今夜の宿を予約してもらった。スカンディック アドーネホテル。昨日直接行って予約を入れたが、
  空きがないと断られたのだ。だが、こうしてホテルの人だと、予約OK。インフォメでも宿の確保が大変というのだから、
  どうも腑に落ちない。
   荷物をコインロッカーに預けて市庁舎へ。10時のガイドにやっと間に合った。ノーベル賞の受賞祝賀晩餐会のブルー
  ホール、舞踏会が開催される、豪華な黄金の間、市議会議場等々。貴族の館、大聖堂、そして王宮。12時に衛兵の交代を
  見た。夏には軍楽隊の華やかなパレードがあったというが、今はごく簡単に。(中略)
   ホテルは明日乗るシリヤラインの系列だ。部屋は16階。部屋から見る海の眺めの素晴らしさ。やはり前のホテルで
  予約してもらったのは正解だった。東洋人に対する偏見がある国なのか?夕食を摂りにレストランに行ったが、閑散と
  している。こんなに閑古鳥が鳴いているというのに、宿泊を断るなんて、訳が分からない。

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  9月16日 (土)
   今年6月、中国長江下りの豪華船(全然豪華ではなかった)は、前夜のホテル1泊と船室3泊で31万8千円というバカ高い
  料金をHISに支払った。なのに、1階の狭い個室で、ボラレタという思いが強かった。このラインも大したことはあるまいと
  見ていたが、はずれた。7時40分乗船。11階のゆったりした船室は、海側で窓が大きい。テーブルと椅子があるバルコニー付。
  ホテル並みの豪華客船だ。このシリヤラインは日本で booking したものだが、料金は5千円。船内を見て歩く。12階にサウナが
  ある。その上の階は見晴らしデッキ。バルト海を一望できて、快適な日光浴ができるが、風が寒くて人もまばら。
  7階にショップやレストランがある。早速レストラン前方に陣取り、海を見ながらコーヒーとスイーツ。(中略)
   妻は飽きもせず海を眺め、私は飽きもせずテレビのシドニーオリンピックに釘付け。午後7時45分、陽は海に落ちず、
  山の端に隠れた。8時フィンランドのトウルクに到着。11時間の快適な船旅だった。

北欧の旅 3